『奥の細道』
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東 北
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〜千本松長根〜
岩出山町
から県道17号栗駒岩出山線で千本松長根へ。
国指定史跡陸奥上街道
芭蕉と曽良は岩ヶ崎を経、真坂で雷雨にあったが一路上街道(松山街道)を岩手(出)の里に向かった。
真坂ニテ雷雨ス。乃晴、頓テ又曇テ折々小雨スル也。
『曽良随行日記』
当地は今も街道の両側には松並木があって昔の面影をとどめている。
源頼朝
の奥州征伐のときにもこの街道を利用したそうだ。
千本松長根はそこから300m。
駐車場(ただの空き地である)に車を停めて、雨で滑りそうな坂道を上る。
「千本松長根」
尾根伝い1,500mの道の両側に松並木が続くそうだ。
昔からの松並木にしては細い。
松の大木は戦時中に松根油採取等で惜しくも姿を消しましたが、戦後再び植林され道はそのまま残されています。
松並木に点々と山百合が咲いていた。
駐車場の草むらには文字摺
(もじずり)
。
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