『奥の細道』
〜那須温泉神社〜
寿永4年(1185年)2月20日、屋島の合戦で那須与一が扇の的を射る時、心のうちに祈念した「那須のゆぜん大明神」である。 |
『平家物語』(卷第十一) |
横から見ると老翁が座ったように見えるということで、「翁石」とも呼ばれるそうだ。 元禄2年(1689年)4月18日(新暦6月5日)、芭蕉と曽良は高久から那須湯元に向かい、湯本五左衛門宅に宿泊。 翌4月19日(新暦6月6日)、芭蕉と曽良は那須温泉神社を拝観。さらに殺生石を訪れた。 |
元文3年(1738年)4月19日、田中千梅は松島行脚の途上、那須温泉神社を訪れている。 |
与市の的射し時那須ハ温泉大明神別してハ氏の神正八幡大菩薩と心願せしとかや物語にハ書き傳へぬる感應最モ浅からさりけらし 神の名も扇に高し桐の花
『松島紀行』 |