2019年北海道

啄木浪漫館〜石川啄木の歌碑〜
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函館市日乃出町の国道278号(漁火通)沿いに「土方・啄木浪漫館」がある。

「土方・啄木浪漫館」に石川啄木の歌碑があった。


砂山の
 砂に腹這ひ
    初恋の
いたみを遠く
 おもひ出づる日

『一握の砂』(我を愛する歌)に収録の歌である。

平成11年(1999年)12月3日、啄木浪漫館建設を記念して建立。

啄木小公園に片平庸人(つねと)の詩碑があった。


北の海 にび色に かびろく
 雲ひくく まろし砂丘
見のかぎり 茫々
 飢えがらす そが雪の上
  ただ あるく
   ばッさ ばッさ ナ、

 明治35年(1902年)7月21日、片平庸人は仙台に生まれる。

 昭和5年(1630年)2月、函館の姉を頼って来函。函館新聞(現・北海道新聞函館支社)の記者となる。

 昭和29年(1654年)12月26日、大森浜で不慮の事故により死去。享年52歳。

昭和46年(1671年)9月18日、建立。

まだ咲き残っているハマナスがあった。


啄木小公園の海


湯の川温泉が見える。

2019年北海道