2019年北海道

波多野邸〜太田水穂の歌碑〜
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旭川市末広の波多野邸に太田水穂の歌碑があるというので、訪ねてみた。

波多野邸の庭に太田水穂の歌碑があった。



つゝめとも
  つゝみもあへぬしら珠か
    霞のおくの
      大蓮華岳

 明治9年(1876年)12月9日、太田水穂は長野県東筑摩郡広丘村(現:塩尻市)に生まれる。

 明治40年(1907年)、波多野勝は北海道上川郡剣淵町に生まれる。

 大正4年(1915年)、歌誌『潮音』を創刊、主宰。

 昭和30年(1955年)1月1日、太田水穂死去。

 昭和56年(1981年)6月、太田水穂二十七回忌に建立。

右手に波多野勝の小さな歌碑があった。


かへりますみ霊か朝のみ社に

 花は光となりて散りつつ

ルソン島で戦死した弟を偲んだ歌だそうだ。

波多野勝は学生時代から太田水穂に学び、「潮音」に入社。

2019年北海道