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「千鳥」「桑の実」などの名作によって明治大正期の文壇に生彩を放った鈴木三重吉(1882〜1936)は、明治15年この地に生まれました。 大正7年少年少女の雑誌「赤い鳥」を創刊し、日本最初の童謡童話が誕生しました。つづり方や自由詩を指導して児童の想像を高め、外国の名作童話も紹介し、わが国の児童文学の父とよばれています。この碑は昭和39年6月、被爆地ヒロシマの文化の復興のシンボルとして建てられ、平和への願いが込められています。圓鍔勝三の作品。碑には「私は永久に夢を持つ。たゞ年少時のごとく。ために悩むこと浅きのみ。三重吉」と刻まれています。 |