俳 人

小島舎用

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小島一章。五梅庵。曰人の門人。

舎用 一号思初 奥州仙台南町 五梅庵

 高みから望めは浅し冬の雨 舎用


 嘉永4年(1851年)3月15日、大坂の鼎左及び江戸の一具は松島の瑞巌寺に「芭蕉翁奧の細道松島の文」の碑を建立。



舎用の句も刻まれている。

松島や島にかくれて残る秋

 嘉永6年(1853年)、『海内俳家人名録』(花屋庵鼎左・五梅庵舎用編。惺庵西馬校合)護持院梧青序。

榴岡天満宮に舎用の句碑がある。



細くとも流れぬはなし春の水
   舎用

舎用の句

下々の下の客はまだ来ず春の月


朝市のかへるさ霜に別れけり


そら沸のする湯の音や霞む朝


浪に手を洗ふ(う)て帰る子日かな


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