俳 人
小野素水
信濃の人。通称小野又右衛門。月之本。
小蓑庵碓嶺
・孤山堂卓郎に師事。
明治12年(1879年)、二条家から月之本宗匠の称号を許された。
明治20年(1887年)4月、
芭蕉の句碑
を建立。小野素水書。
何の木の花ともしらすにほひかな
明治22年(1889年)3月、
芭蕉の句碑
を建立。月之本素水書。
猶見たし花に明行神の顏
明治26年(1893年)12月、芭蕉の二百回忌に
芭蕉の句碑
を再建。月之本素水書。
夏の月御油よりいてゝ赤坂や
明治29年(1896年)、白菊会
芭蕉の句碑
を建立。月之本素水筆。
白菊の眼にたてゝ見る塵もなし
明治30年(1897年)12月21日、84歳で没。
明治32年(1899年)、
芭蕉の句碑
を建立。八十四翁小野素水書。
父母のしきりに戀し雉子の聲
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