俳 人

一如庵遜阿

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本名祐空尊阿。奥州伊達郡桑折の大安寺住職。後、観音寺法嗣。

大安寺


遜阿 一号 奥州桑折駅 観音寺

 しら露にものいひかはす隣かな 遜阿


 天保11年(1840年)、俳僧一如庵遜阿は羽州の俳人を訪ねて各地を巡遊する。

 天保13年(1842年)、寒河江八幡宮に俳額を奉納。選者は一如庵尊阿。

 弘化2年(1845年)、西館山の観音寺法嗣となる。

 嘉永4年(1851年)頃、板谷峠を越えて羽州に入り、象潟を経て大館まで旅をする。半沢二丘も同行したようである。「自他紀行」

 嘉永5年(1852年)10月、『東桜集』。為誰庵由誓跋。

遜阿の句

かへす声行群つれて子規


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