俳 人

眠松下枕石

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和泉屋八代目の太兵衛。別号桃林舎。

常世田長翠の『諸郡銘録』に収録されている俳人である。

枕石   下毛塩原温泉の地 
   和泉屋太兵衛 

寛政5年(1793年)3月、妙雲寺に芭蕉の句碑を建立。



初しぐれ猿も小蓑をほしげなり

文化6年(1809年)、桃林舎枕石の歌碑を建立。



甘味をば淡きにかへて武蔵野の月より嬉し塩原の秋

文化9年(1811年)10月6日、枕石没。

塩原温泉妙雲寺に句碑、榮太楼の前に歌碑がある。

枕石の句

今は世に広野の道や蜀魂


でゝ虫や釣鐘艸を雨やどり


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