俳 人
方閑斎一堂
九月六日 |
一関羽書入 松戸一堂よりとゞく |
台石には「東都今日庵門人小金原、藤風庵可長、松朧庵探翠、方閑斎一堂、避賢亭幾来、当山三十九世仙松斎一鄒、文化元子十月建之」とあるそうだ。 本土寺ではしばしば「翁会」と称する句会が催され、小林一茶も文化元年、文化2年、文化4年の「翁会」参加している。 |
廿七 晴 馬橋ニ入 一堂卅五日法莚
『七番日記』(文化9年9月) |
けふや今朝霜に野松の九十九髪 はるの月寝しづまりなる間(あひ)の村 垣並に此世の月も見たりけり |