2008年〜群 馬〜
善長寺〜館林文学のこみち〜

館林市のつつじが岡公園から城沼北岸の善長寺へ。
善長寺山門

巨法山善長寺

曹洞宗の寺である。
善長寺鐘楼堂

前山巨峰の句碑があった。

沼初日渺々と人語わたりくる
前山巨峰は善長寺の住職で、長谷川かな女に師事。俳誌『ぬかるみ』を主宰。
善長寺の山門前は「館林文学のこみち」。
長谷川かな女の句碑

芦芽ぐむ沼の入江の光圓す
明治42年(1909年)、零余子(れいよし)と結婚。
同44年、高浜虚子の『ホトトギス』に句が掲載された。
高濱虚子の句碑

盛りなる花曼荼羅の躑躅かな
荒井閑窓の句碑

移りかわりふかき根ざしの躑躅かな
嘉永5年(1852年)、館林市鞘町に生まれる。春秋庵幹雄に師事。
明治18年(1885年)、つつじが岡公園に芭蕉の句碑を建立。
田山花袋の歌碑もあった。

たずね来しわが故郷の浅茅沼月夜になくは雁ばかりかな
山門の左手に芭蕉の句碑があった。
芭蕉の句碑

郭公聲横たふや水のうへ
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