昔の旅日記

草津温泉共同浴場巡り
〜「瑠璃の湯」「凪の湯」「関の湯」〜
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草津温泉には18の共同浴場があって、24時間いつでも無料で入れる。

湯畑の前には「白旗の湯」があり、いつも人が多い。

「千代の湯」では今でも「時間湯」をやっている。

 若山牧水は大正11年(1922年)10月18日に草津を訪れ、『みなかみ紀行』に「時間湯」のことを書いている。

 草津にこの時間湯というのが6箇所に在り、日に4回の時間をきめて、笛を吹く。それにつれて湯揉みの音が起り、唄が聞えて来る。

この前「大滝乃湯」の近くにある共同浴場「煮川の湯」入って感激した。

今日はたまたま通りがかった「瑠璃の湯」に入ってみることにする。

共同浴場「瑠璃の湯」


左が女湯、右が男湯。

窓から日が射し込み、明るい浴槽。


小さいが、誰も入っていない。

お湯は掛け流しで、もったいないような気がする。

源泉は湯畑らしいが、無色透明。

湯畑に戻り、「ホテル一井」の脇の道を入る。

 「テレビでおなじみの三色まんじゅう」元祖長寿店で蒸かしたてまんじゅうを配っている。「テレビでおなじみ」とは言っても、あまり「テレビ」を見ないから、「おなじみ」ではない。

 確かに美味しいが、それは蒸かしたてだから。お土産に買っていっても、美味しくない。

それに「一切目もくれずに」行く人もいる。

「テレビでおなじみの三色まんじゅう」元祖長寿店の脇を入って「凪の湯」に行く。

「凪(なぎ)の湯」を「凧(たこ)の湯」と言う人が多いらしい。確かに字が似ている。

共同浴場「凪の湯」


左が男湯、右が女湯。

「凪の湯」の浴室は半地下。電気を点けても、まだ薄暗い。

フラッシュを使わないと、うまく写真が撮れない。


小さな木の浴槽。ここも誰も入っていない。

とにかく熱い。ホースの水でうめて、なんとか入る。

源泉は「西の河原」らしいが、これも無色透明。

「西の河原」の泉質は酸性塩化物硫酸塩泉。PH1.7。泉温は94.6℃。

「凪の湯」が熱いのも当然。

「凪の湯」から「関の湯」へ。

共同浴場「関の湯」


建物全体がうまく撮れない。

やはり誰も入っていない。


源泉は湯畑らしいが、無色透明。

共同浴場に3つ入ってみたが、もうこれ以上入れない。

共同浴場はいいが、入る人が少ないので、お湯が熱いのが難点。

「関の湯」の側に囲山公園があったので、行ってみる。

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