昔の旅日記

野麦峠〜白骨温泉「泡ノ湯」
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 下呂温泉から国道41号(益田街道)を北上する。飛騨川に沿って、県道87号を行き、国道361号(木曾街道)へ。県道39号(奈川野麦高根線)に入る。これが旧野麦街道だ。

蕎麦畠があった。


蕎麦粉はよく売っているが、あまり蕎麦畠を見ることはない。

野麦峠から乗鞍岳が見える。


夏なのに雪渓が見える。

 野麦峠は、山本茂実の『ああ野麦峠』が映画化されてから、すっかり有名になった。

「お助け茶屋」があった。


野麦峠を越えると長野県。県道39号から県道25号に入り、上高地乗鞍林道へ。

白骨温泉「泡ノ湯」がある。

外から露天風呂が見えるが、写真を撮るのも気がひける。

 「泡ノ湯」の内風呂には無色透明の浴槽といかにも白骨温泉らしい白濁した浴槽があった。露天風呂へ行くには、服を着て内風呂を出るのだが、面倒だから男はそのまま行く。混浴の露天風呂には、女の人は入れない。

 本当の白骨温泉は、「泡ノ湯」から更に下った所にある。人が多いのには驚いた。「信州を代表する秘湯」だそうだが、有名になりすぎた。

 バス停横に中里介山の文学碑がある。白骨温泉は中里介山の長編小説『大菩薩峠』(白骨の巻)に出てくる温泉なのだそうだ。

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