昔の旅日記福 島

宮床湿原〜三 槲〜
indexにもどる

 今日は岳温泉に泊まる。天気がよければ吾妻スカイラインに行くのだが、あまり天気はよくないので、会津の宮床湿原に行くことにする。

 東北自動車道の西那須野塩原ICから国道400号に入る。塩原温泉を経て、尾頭トンネルを抜け、国道121号(会津西街道)に入る。

会津田島で国道289号に入り、南郷村に向かう。


途中に駒止湿原がある。


 駒止湿原は1,000mから1,200m。やっと雪が融けたばかりで、まだ花の時期ではない。

南郷村役場の手前に「きらら289」がある。


ここでお昼を食べたことがあるが、お風呂に入りたいとは思わなかった。

伊南(いな)川に沿って国道289号を行くと、さかい温泉「さゆり荘」がある。


ここでお昼を食べる。ここでも日帰り入浴ができるようだが、入りたいとは思わない。

さかい温泉「さゆり荘」から会津高原南郷スキー場の坂道を上っていく。

対向車が来たらすれ違うのも大変だ。

しばらく行くと、宮床湿原案内板があった。


 道端に車が1台停まっている。駐車場が別にあるものと思って先に行くと、道は行き止まり。

宮床湿原案内板のあった所に戻り、湿原まで歩く。

花を探していると、突然蛇が現れた。

 蛇はいつでも突然現れる。突然現れて、すぐに姿を消すのだが、なぜかじっとしている。

珍しいことなので、写真を撮ってみた。


青大将らしい。

稚児百合(ちごゆり)が咲いていた。


 霧積温泉の稚児百合は谷に向かって咲いていて、うまく写真が撮れなかったが、ここでは道に向かって咲いている。

湿原を半周して木道に入る。

湿原には誰もいない。

湿原の木道を歩くと、春竜胆(はるりんどう)が咲いていた。


あちこちに点々と咲いている。

三槲 (みつがしわ)の花が一輪だけ開いていた。


所々に綿菅もあった。


綿菅の時期には早いような気がする。

宮床湿原は標高850m。


駒止湿原より低い。

駐車場に戻る途中で珍しい菫を見付けた。


牧野菫(まきのすみれ)らしい。

白い十二単(じゅうにひとえ)が咲き始めていた。


岳温泉へ。

昔の旅日記福 島〜に戻る