本名村上半太郎は、子規に先んじて蕪村を敬慕し、子規の句友としても活躍した。また漢詩の詩句からの連想を俳句に読み込む転和吟(てんなぎん)を創始し、一方、地方産業界発展のためにも力を尽くした。 この句は元日に新しい年の日々がすべて好日であることを願った仮名のない句である。昭和23年2月建立。霽月自筆。
松山市教育委員会 |
李白一斗詩百篇 長安市上酒家眠 |
|
天子呼来不上船 自称臣是酒中仙 |
|
酔眼耳天地麗ら麗ら可奈 |
霽月村上半太郎は、転和吟(てんなぎん)を創始者で業余俳句を唱え、終生酒を愛した。 次の漢詩をもとにしての句である。 李白 一斗 詩百篇 長安市上 酒家に眠る 天子呼び来たれども船に上らず 自ずから称す臣は是れ酒中の仙と (飲中八仙の歌 杜甫) 昭和39年4月建立。霽月自筆。
松山市教育委員会 |