開運の神「椿さん」は、毎年旧暦正月8日の例大祭には参拝客が多く県下三大祭りの1つ。
大昔は「港」のことを「津」と言い、そのそばにあるから「津脇」といわれたというが、中世末には境内の森は椿が多く、「椿の森」神社といわれ、それより「椿」の名がおこったともいわれている。子規の明治25年の句で『寒山落木』には「椿神社」と題してあり、鎮座2240年奉祝記念として九十叟極堂の書で昭和31年建立。
松山市教育委員会 |
『俳句の里 松山』
昭和32年(1957年)、柳原極堂は90歳で没。
椿神社の玉垣には無数の句が刻まれている。
芭蕉の句が刻まれていた

日にかかる雲やしはしの渡鳥
出典は『渡鳥集』。
『芭蕉句選拾遺』には「日にかゝる」とある。
伊豫豆比古命神社

祭神
| 伊豫豆比古命(男神・いよずひこのみこと)
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| 伊豫豆比売命(女神・いよずひめのみこと)
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| 伊豫主命(男神・いよぬしのみこと)
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| 愛比売命(女神・えひめのみこと)
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延喜式内社である。
長嶋茂雄奉納の玉垣

今やかの三つのベースに人満ちてそゞろに胸のうちさわぐかな 子規
山頭火の句碑

子規忌
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句碑へしたしく萩の咲きそめてゐる
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彼岸花が咲いていた。

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