山本や寺は黄檗杉は秋 |
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画をかきし僧今あらず寺の秋 |
「山本」は御幸寺(みきじ)山の麓のこと、「寺」は黄檗宗千秋寺、「絵をかきし僧」は当寺周道和尚(明治17年遷化)のこと。 明治28年(1885年)9月21日、子規と松風会員らが散策した時の句で『散策集』に載せられている。 昭和45年建立。
松山市教育委員会 |
黄檗の僧今やなし千秋寺
〔子規へ送りたる句稿 一〕 |
貞亨4年(1687年)中国の僧・即非が開いた黄檗宗の寺院である。山門は、黄檗宗独特のもので、全国でも珍しい。また、「海南法窟」の額は、即非の書といわれている。 |