2019年愛 媛

松山城南高校〜野村朱燐洞の句碑〜
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松山市北久米町に松山城南高等学校がある。

正門前左手に野村朱燐洞の句碑があった。


れうらんのはなのはるひををふらせる

野村朱燐洞

明治26年(1893年)〜大正7年(1918年)

 「れうらん」は「繚乱」、「撩乱」とも。花の咲き乱れるさま。「はるひ」は春の陽光のこと。花ざかりの春の明るさを詠んだ句で、大正4年(1915年)4月21日の「海南文芸」に、朱燐洞が主宰する十六夜吟社4月例会での句として見える。

 この碑は、昭和26年4月永木町にあった元松山城南高校建立、校舎移転にともない、昭和56年7月、現在地に移された。朱燐洞自筆。

松山市教育委員会

『俳句の里 松山』

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