當山の縁起は弘仁6年(815年)弘法大師がかつて修行の霊地を求めて投げていた明王鈴の音をたよりに當山に巡錫されて 山高き谷の朝霧海に似て松吹く風を波にたとえん と詠われ 山号を海岸山岩屋寺と名つけ、自ら不動明王を刻んで開創されたものであります。 |
「俳句稿」では、「夏山や五十二番は岩屋寺」となっているが、柳原極堂が訂正して記したそうだ。 |
昔からの修行の場である本堂下の深さ10数メートルの洞窟には、地蔵尊、不動明王、弘法大師の石像をおまつりしています。 |
願かけの「かなえるお不動さん」として多くの参詣者の信仰を集めているそうだ。 |