伝説には奈良時代行基菩薩この地に来錫の砌り、虚空蔵菩薩をここに安置されて庶民に教化を致し、成願寺と称したことにはじまる。 |
松山市指定天然記念物「オオムラサキ」の前に句碑がある。花が満開となる時期には、文字どおり「花曼陀羅」の情景を醸し出す。虚子は、この松山、北条に幾度となく帰省しており、この寺も訪れたという。 |
句は、杏史が来訪の際、ほの暗い中から黒揚羽がふわりと飛来し、それを詠んだ嘱目の句。 |
明治40年(1907年)、村上杏史は温泉郡東中島村(旧中島町、現:松山市中島大浦)に生まれる。本名清。 |