ありがたや今日満つる月と知らざりしこの大き月海にのぼれり
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第12歌集『渓谷集』に収録されている歌である。
大正6年(1917年)11月末、若山牧水は八幡岬にあった旅館帆万千館に泊まり、「上総の海 十一月末、上総国大原海岸に遊ぶ。」として55首を詠んでいる。
大正8年(1919年)12月下旬にも若山牧水は八幡岬を訪れている。この時の歌は「上総八幡崎」と題して20首が第13歌集『黒土』に収められている。
昭和58年(1983年)11月、大原町建立。
2005年12月5日、大原町は夷隅町、岬町と合併し、いすみ市となった。
城山青年館から海を見下ろす。

八幡岬には佐々木信綱や竹久夢二なども訪れているそうだ。
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