芭蕉の句
やまざとはまんざい遅し梅花
『笈日記』(支考編)は岐阜部の『瓜畠集』に収録。 『芭蕉翁全傳』に「今年橋木子の會に」とある。 |
発句の事は、行て帰る心の味也。たとへば「山里は万歳おそし梅の花」といふ類なり。「山里は万歳おそし」といひはなして、むめは咲るといふ心のごとくに、行て帰る心発句也。山里は万歳おそしといふ斗のひとへは、平句の位なり。先師も「発句は取合ものと知るべし」と云るよし、ある俳書にも侍る也。題の中より出る事すくなき也。もし出ても大様ふるしと也。
『三冊子』(土芳著) |
福島県南会津町の薬師寺 群馬県伊勢崎市市場町、川場村の桂昌寺、高崎市榛名山町 埼玉県毛呂山町の国津神神社 神奈川県伊勢原市の高梨邸 山梨県甲州市勝沼町の雀宮神社 長野県佐久市の新町公民館、火の見櫓下、松本市の丸山家 箕輪町の市川神社に新旧2基、伊那市の唐木邸、駒ヶ根市東伊那栗林 飯田市の名古熊神社 岐阜県関市の関市洞戸事務所 三重県伊賀市の上野公園 佐賀県嬉野市の八天神社 長崎県佐世保市の普門院に句碑がある。 |
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『はせをつか』(楓幻亜編)に「有米冢 同杤久保三ッ谷天神 三溪ゝ 山里は万歳おそしうめの花」とあるが、現存しない。 |