芭蕉の句
蕎麦はまだ花でもてなす山路かな
九月二日 支考はいせの国より斗従をいざなひて、伊賀の山中におもむく。是は難波津の抖ソウ(※「ソウ」は手偏に「數」)の後、かならず伊勢にもむかえむと也。三日の夜かしこにいたる。草庵のも(ま)うけもいとゞこゝろさびて |
蕎麦はまだ花でもてなす山路哉 | 翁 |
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松茸やしらぬ木の葉のへばり付く | 仝 |
『笈日記』(伊賀部) |
群馬県片品村の武尊神社 長野県佐久市の県道沿い、長野市の鳥坂峠、松本市の弘法山古墳 三重県伊賀市の芭蕉公園に句碑がある。 |
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