芭蕉の句
御命講や油のような酒五升
日蓮消息文「新麦一斗、筍(たけのこ)三本、油のやうな酒五升、南無妙法蓮華経と回向いたし候」による。 |
御影講や油のやうな酒五升 日蓮上人の報書に「新麦一斗、筍三本、池のやうな酒五升、南無妙法蓮花経と回向いたし候」又翁ひとゝせ許六亭に旅寐の比、此報書を讀て、新麦に筍ハよき發句の掛合なりとて人々案しけるに、「新麦や筍ときの草の庵」と句作て許六にたひけるよし。「晋子か謡ハはいかいの源氏なり」と申けるも、かゝる可笑ミさひしみの収所なるへし |
御命講(おめいこ)は日蓮の命日(1282年)であるから、10月13日の御会式(おえしき)のこと。日蓮は池上本門寺で没した。 |
埼玉県深谷市の光厳寺 千葉県勝浦市の本行寺、松戸市の本土寺 静岡県富士市の「かんかん堂」 山梨県身延町の久遠寺 長野県富士見町の真福寺 大阪府大阪市の妙法寺 岡山県井原市の妙典寺 長崎県平戸市の瑞雲寺に句碑がある。 |
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