芭蕉の句
木のもとに汁も膾も桜かな
木のもとに汁も膾も桜哉 | ばせを |
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明日来る人はくやしがる春 | 風麦 |
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蝶蜂を愛する程の情にて | 良品 |
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水のにほひをわづらひに梟ル | 土芳 |
3月中・下旬頃、芭蕉は大津の膳所に出て、同じ発句で近江の門人珎碩、曲水と歌仙を巻いている。 |
木のもとに汁も膾も桜かな | 翁 |
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西日のどかによき天気なり | 珎碩 |
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入込に諏訪の涌湯の夕ま暮 | 水 |
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中にもせいの高き山伏 | 翁 |
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秋風の船をこはがる波の音 | 水 |
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雁ゆくかたや白子若松 | 翁 |
岩手県大船渡市の天照御祖神社 山形県上山市の白髭神社 群馬県渋川市の長坂 埼玉県小川町の氷川神社 千葉県香取市の真浄寺、多古町の「南玉造」バス停 長野県大町市の堀六日町公民館、諏訪市の仏法紹隆寺 愛知県豊田市の挙母神社、岡崎市の岡崎公園、半田市の白山神社 三重県伊賀市のくれは水辺公園 滋賀県湖南市の園養寺、大津市の戒琳庵 徳島県阿波市の井形宅 愛媛県今治市の八王子神社、松山市の梅津寺公園、三津厳島神社 福岡県北九州市の高野山東南院、小郡市の松崎天満稲荷神社 佐賀県鹿島市の旭ヶ丘公園 大分県大分市の火王宮、轟神社、日田市の慈眼山公園、玖珠町の古後中学校に句碑がある。 |
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木のもとは汁も鱠もさくら哉 この句の時、師のいはく「花見の句のかゝりを少し得て、かるみをしたり」と也。
『三冊子』(土芳著) |
岩手県花巻市の白山神社、天満宮 宮城県登米市のゼン荷神社(※「ゼン」=「禾」+「山」) 群馬県高崎市の慈眼寺 長野県須坂市の秀泉寺 徳島県鳴門市の事代主神社 福岡県久留米市の発心公園に句碑がある。 |
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