芭蕉の句
此秋は何で年よる雲に鳥
『笈日記』に「此句はその朝より心に篭てねんじ申されしに、下の五文字、寸々の腸をさかれける也。」とある。 |
旅 懐 此秋は何ンでとしよる雲に鳥 此句、難波にての句也。此日、朝より心にこめて、下の五文字に寸々の腸をさかれし也
『三冊子』(土芳著) |
『芭蕉翁繪詞傳』には「故郷を出で給ひて後は、なやみ勝ちに煩ひ給ふに、或時ひとりごち給ふは、」とある。 |
三重県伊賀市の「ふるさと芭蕉の森公園」 大阪府大阪市の大阪星光学院に句碑がある。 |