芭蕉の句


けごろもにつつみてぬくし鴨の足
(※「けごろも」は「敝」の下に「毛」)

出典は『続猿蓑』

元禄6年(1693年)の句。

 凡ほつくは一物の上になき物にあらず。今証句少々あげて是を弁ず。先一物の上になりたる句は、

毛衣につゝみてぬくし鴨の足
   先師

 此句は殊に一物の上にて作したりと、支考に語て興じ給ひし句となん。

『旅寝論』(去来著)

長野県木島平村の木島平村役場前

岡山県岡山市の鴨越亭

広島県大竹市の西国街道沿いに句碑がある。

鴨越亭



西国街道沿いの句碑




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