萩原朔太郎のゆかり地
文学の小道
前橋市城東町の「こども公園」に文学の小道がある。
文学の小道に萩原朔太郎の詩碑があった。
ああこの追憶の古き林にきて
ひとり蒼天の高きに眺め入らんとす
いづこぞ憂愁ににたるものきて
ひそかにわれの背中を觸れゆく日かな。
「利根の松原」の6〜9行である。
「利根の松原」は現在の
敷島公園
。
昭和50年(1975年)11月、設置。
山村暮鳥の詩碑もあった。
ゆふがた
トコトンヤレ、トンヤレナ
馬よ
そんなおほきななりをして
こどのものやうに
からだまで
洗ってもらってゐるんか
あ、蛍だ
(1925年『雲』より)
山村暮鳥
は群馬郡群馬町棟高に生まれた。
大正2年(1913年)、詩集『三人の処女』出版。
大正4年(1915年)、詩集『聖三稜玻璃』出版。
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