詩 碑
堀口大学詩碑〜高田城址公園〜
高田に残す ひかるゝおもひ うしろがみ のこるこゝろの なぞ無けん すめば都と いふさへや 高田よさらば さきくあれ おほりのはすよ 清う咲け 雪とこしへに 白妙に |
一八九二年一月八日父九萬一母政の長男として東京本郷に生まれる一八九四年父君外交官として任地赴任に当り家郷里長岡に歸り成人一九一九年第一詩集月光とピエロ出版一九二五年訳詩集月下の一群出版以後詩集訳詩集翻訳と數多くの業跡は日本文学に多大の影響をあたえ一九六七年宮中歌会始で召人にえらばれる一九七〇年文化功労者として顕彰さる一九四五年妙高山麓関川に妻の実家細家井に疎開翌年高田市南城町はお濠端の仮寓に移られこの地人をこよなく愛し詩集冬心抄乳房雪国にてをはじめ多くの詩を殘された一九五〇年神奈川県葉山町に移られる一九七九年文化勲章授章さる
池田f一謹書 |