蕪島は、毎年約3万羽のウミネコ(東アジア沿岸を生息地とするカモメ科の海鳥)が繁殖のために飛来する、日本有数の繁殖地です。 ウミネコは、2月下旬頃から蕪島へ飛来し、4月下旬〜7月下旬頃に産卵や子育てを行い、個体数は約4万羽まで増えます。ウミネコは8月上旬頃に繁殖を終えて蕪島を去りますが、蕪島周辺で越冬する個体も少数見られます。 蕪島がウミネコの繁殖地として続いてきた理由として、現在、陸続きとなっている蕪島は、もともと離島であったため、ウミネコの天敵が侵入しづらかったことや、ウミネコの子育て時期にエサとなる魚が八戸湾に豊富であったことが考えられます。 他地域のウミネコ繁殖地は離島や断崖が多く、蕪島のように人間の生活圏内に繁殖地があることは珍しいことです。蕪島では地域の人たちが中心となり、ウミネコの繁殖を守るための活動を行っています。
八戸市教育委員会 |
唄に夜明けた |
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かもめの港 |
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船は出て行く |
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南へ北へ |
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鮫の岬は |
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潮煙り |
平成27年11月5日未明に発生した火災により、御社殿及び御神宝・祭器具を失うという想像だにしなかった災害に見舞われました。 |