2021年青 森

弘前大学〜太宰治〜
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青森駅から「リゾートしらかみ」で弘前駅へ。


車窓から岩木山が見えた。


弘前市文京町に弘前大学がある。

10分待って「小栗山・狼森線」のバスに乗ったが、歩いた方が早かったようだ。

弘前大学に小公園がある。

旧制弘前高等学校外国人教師館


この建物は、大正14年(1925年)に建てられ、外国人教師の住まいとして使用されていました。平成15年(2003年)の県道の拡幅工事に伴い、現在地に移築されました。木造二階建で、背後に平屋建の付属棟が続き、屋根は半切妻造、正面に切妻壁を見せ、1階外壁は下見板張りに両開窓、2階はモルタル塗に上げ下げ窓を採用しています。また国の登録有形文化財、弘前市の趣のある建物・景観重要建造物に指定されています。

太宰治文学碑

正面の文学碑


私には、また別の専門科目があるのだ。
世人は假りにその科目を愛と呼んでゐる。
人の心と人の心の觸れ合ひを研究する科目である。
私はこのたびの旅行に於いて、
主としてこの一科目を追及した。

 正面の文学碑は、平成21年(2009年)に本学の創立60周年を記念して、本学の前身校である旧制弘前高等学校の卒業生であった太宰治(本名津島修治)の生誕100年にあたる節目の年に建立されました。碑文には、小説「津軽」の中の一節が引用されています。

左側の碑


やさしくて、
かなしくて、
をかしくて、
他に何が要るのでせう。

 左側の碑は、令和元年(2019年)に本学の創立70周年記念として建立されたものです。碑文には随筆「『晩年』に就いて」の中の一節と、19歳頃の太宰を象ったレリーフが飾られています。

19歳頃の太宰


 昭和2年(1927)4月、太宰治は旧制弘前高等学校(現在の弘前大学)文科甲類に入学。

 平成18年(2006年)9月30日、教育学部の西側緑地に創立130周年記念して弘前大学、教育学部、教育学部同窓会により「青森県師範学校校歌歌碑」が建立されたそうだ。作詞は土井晩翠

帰りの時間があるので、捜せなかった。

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