蝉すずし神威に息をととのえる | 露月山人 |
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千木高し唐松山のほととぎす | 和風 |
慶応2年(1866年)1月12日、安藤和風は秋田藩士安藤和亭(通名は和市)の長男として生まれる。 昭和3年(1928年)9月18日、石井露月没。 昭和11年(1866年)12月26日、安藤和風没。 |
寛治元年(1087年)八幡太郎義家が、後三年合戦(後三年の役)の役の戦勝を祈願し、その祈願成就のお礼の参詣の際、山北郡内(県南三郡)を霞(かすみ…支配・直轄地域のこと)として与え、蛇頭神楽を巡回させたのが始まりとされている。寿舞、獅子舞、山の神舞の3つの舞いからなる。地域を巡回する神楽は「唐松さんのお獅子」と呼ばれ、人々は沿道に出てこれを迎えた。秋田県最古の蛇頭神楽といわれる。 |
唐松神社は古くから女性の信仰をあつめ、延宝年間(1673〜80)山頂より現在地に移建された。 拝殿の中に置かれている奥殿は、一間社流造、屋根は柿葺(こけらぶき)で、四隅には丸柱を用い、三方に高欄付きの廻し縁、正面に6段の階段をつけている。この建物は、斗キョウ(※「木」+「共」)や軸部などの構造技法、簡素ながら優美な装飾などから、室町末期 建造と考えられる。 |