江戸時代の元禄年間に秋田藩3代藩主佐竹義処(よしずみ)が家臣の大嶋家に土地を与え整備された別荘をはじまりとし、当初は「得月店」と呼ばれていました。 その後、9代藩主佐竹義和(よしまさ)が、藩主の御休所として庭園を整備し、「如斯亭」と名付け、賓客をもてなす場や藩内外の文人墨客の交流の場として利用されました。 如斯亭庭園は、室町時代の回遊式庭園の姿を色濃く残す名園とされ、東北地方の大名庭園およびその文化を知るうえで貴重な文化遺産です。 |
建物の4階の柱のうち、1本を浮かせた独特な作りになっています。 |
床の間と違い棚を備え、気品のある書院作りを基本とし、庭園が見渡せる部屋になっています。 |