2021年
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秋 田
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はまなす展望台
〜出船の歌碑〜
能代市能代港にはまなす展望台がある。
はまなすが咲いていた。
アヤメも咲いていた。
出船の歌碑があった。
今宵出船か
お名残惜しや
暗い波間に
雪が散る
船は見えねど
別れの小唄に
沖じゃ千鳥も
泣くぞいな
昭和57年(1982年)5月3日、建立。
出船の歌は、大正9年19才の詩人勝田香月が、粉雪のちらつく港を眺め湧き上がってくる詩情をまとめ上げたものである。能代港が重要港湾として指定されたことを祝福し、能代木材同友会創立20周年記念事業としてここに記念碑を建立した。
勝田香月は知らなかった。
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