2020年秋 田

深井八幡神社〜荻原井泉水の句碑〜
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横手市雄物川町深井字深井の雄物川町沿いに深井八幡神社がある。

深井八幡神社に荻原井泉水の句碑があった。


田うえの
 足を洗う水も
  田にゆく水

昭和29年(1954年)早春、建立。

深井八幡神社


境内「明治27年と昭和22年・23年の大水害」の標木があった。

 雄物川町流域に位置する福地地区の人たちは来る年も来る年も水との闘いに明け暮れました。特にひどかったのは明治27年(1894年)の水害で、村の中での水高が2〜3メートルあったといわれ、おぼれて亡くなった人4名、流された家19戸、床上まで水につかった家が243戸、被害をうけた田畑30へクタールと大きな被害をもたらしました。

 昭和22年(1947年)・23年の大洪水では、数時間のうちに雄物川の水高が5.8メートルも上がり、深井・道地集落200戸の全戸が床上まで水につかり、田や畑もすべて流されてしまいました。

 このため、福地地区の人たちは国に働きかけ現在の堤防をつくりました。このとき深井集落63戸が集団移転しました。

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