一茶の句碑

浄善寺


いたれりや佛の方より花衣

 京成本線新三河島駅から明治通りを行き右の路地に入ると、浄善寺というお寺がある。


浄善寺に小林一茶の句碑があるそうだ。

浄善寺に行ってみたが、門が閉まっていて開かない。出直すことにした。

後日、あらかじめ電話をしてから行った。

浄善寺の門を入ると、突き当たりの右手に小林一茶の句碑があった。

小林一茶の句碑


指月上人の位階上りけるを祝して

いたれりや佛の方より花衣

説明は何も書いてなかった。

文政8年(1825年)、一茶63歳の時の句である。

 矢羽勝幸『一茶大事典』によると、指月上人は新潟県妙高高原町関川の人。浄善寺の住職。文政初年、指月上人の法位が上がった祝いに贈った句だそうだ。

関川の浄善寺にもこの句の碑がある。

指月上人の句

秋寒き片山里の夕けむり


一茶の句碑に戻る