一茶の句碑
榛名神社
鶯もとしのよらぬや山の酒
平成九丁丑年六月吉日 |
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榛名町長石井清一書 |
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榛名山大坊一宮和一建立 |
文化5年(1808年)5月28日、小林一茶は草津に向かう途中で榛名神社を訪れた。 |
ハルナ町に入。坊々は雲霧かゝりて、安居一夏(あんごいちげ)の鐘声渓々にひゞきて、胸の雲忽ちはるゝ心ちして、川音松風もおのづから御法(みのり)を修する様に覚えて、さながら仙窟のおもぶき也。 |
香需散犬[が]ながめてや雲の峯 | 其角 |
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鶯もとしのよらぬや山の酒 | 一茶 |
高閣挽涼 香需散犬がねぶつて雲の峰 |