一茶の句碑
華庭山大運寺

花ちるや称名うなる寺の犬
群馬県吾妻郡東吾妻町大戸に大運寺というお寺がある。
2006年3月27日、吾妻町と東村が合併して東吾妻町になった。
浄土宗鎮西派華庭山大運寺

興国年間(1340−46)創立。
大運寺山門

大運寺本堂

本尊は阿弥陀仏。
平成2年(1990年)2月、本堂焼失。
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平成6年(1994年)、再建。
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本堂の脇に小林一茶の句碑があった。

花ちるや称名うなる寺の犬
称名(しょうみょう)は、南無阿弥陀仏と唱えること。称名念仏。
出典は『七番日記』。文化7年(1810年)3月3日の句である。
一茶が大運寺で詠んだというわけではない。
平成7年(1995年)、建立。
群馬県で一茶の句碑は珍しい。
文化5年(1808年)5月28日、小林一茶は大戸を通り、草津温泉へ。
福寿草が咲いていた。

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