2013年山 口

玉祖神社〜芭蕉の句碑〜
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防府市大崎に玉祖神社がある。


旧国幣社 玉祖神社由緒

 周防国一ノ宮として由緒深く、御祭神は三種の神器の一つである八坂瓊曲玉を造られた玉祖(たまのおや)命であります。玉祖命は五伴緒神の一柱として中国地方を治められ、ここ大崎の地で 歿せられたと伝えられ、社殿の北約500米にある玉岩窟(たまのいわや)はその墓所と云われています。神社の創建はあまりにも古く定かではありませんが、景行天皇12年西征にあたって戦勝祈願のため宝剣を奉納されたものが今も御神宝として伝わっております。

 仲哀天皇・神功皇后も西征の折ご参拝になり、今の佐野焼の始祖と云われる沢田の長に3足の土鼎とヒラカ(※「ヒラカ」=「央」+「皿」)を作らせ米を炊き捧げられ、また軍の吉凶を占われたことに起因すると云う占手神事も昔ながらに伝えられ厳かに執行されております。

 玉は洋の東西を問わず美しく尊いもので平和のシンボルとされていますが、4月10日の玉の祭には全国各地から宝石・眼鏡・ 時計・カメラ業者が参拝しており、玉の祖神として、また平和の神として崇敬されております。

玉祖神社に芭蕉の句碑があった。


何の木の花ともしらすにほひかな

出典は『笈日記』

『笈の小文』には「花とはしらず」とある。

伊勢山田」と前書きがある。

貞亨5年(1688年)2月4日、伊勢神宮外宮参拝の折に詠まれた句。

玉祖神社


延喜式内社である。

「延喜式神名帳」(927年)に「周防国 佐波郡 玉祖神社」とある。

茂みの中に廬元坊の句碑があった。


住倦た世とはうそなり月よ花

黒柏鶏


国指定天然記念物 黒柏鶏

 黒柏鶏は長鳴鶏に属する日本古来の鶏で、鳴き声は7、8秒から長いものでは10秒に達する時もあります。「黒柏」の名前が示すとおり羽毛は全身黒で、膝やくちばし、足、爪も黒鉛色です。雄の耳朶や鶏冠は赤いですが、黒が混じることもあります。雌の鶏冠はほとんど黒くなります。

 黒柏鶏の由来や系統については、同じ長鳴鶏の品種である「小国」「唐丸」とのつながりや、ヨーロッパ系種の関わりなどともいわれていますが、現在では詳細はわかっていません。しかし明治以降、多くの日本鶏が姿を消した中で黒柏鶏の存在は貴重であるといえます。

 山口県・島根県で地域を定めない形で指定されており、防府では玉祖神社をはじめとして市内数か所で飼育されています。

山口県教育委員会
防府市教育委員会

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