「木の芽草の芽歩きつづける」は昭和5年(1929年)『層雲』(1月号)の句。『草木塔』に収録。 「鴉ないてわたしもひとり」は大正15年(1926年)『層雲』(11月号)の句。『草木塔』に収録。 「秋空の墓をさがしてあるく」は昭和14年(1939年)10月20日の句。 |
平成2年(1990年)10月11日、鳥取山陰山頭火の會建立。岡島良平書。 |
昭和3年種田山頭火山陰へ行乞し鳥取に畏友尾崎放哉を偲び晩年には再度小豆島の塋地を訪ねて悼句を捧げた。今秋山頭火遷化五十年にあたり放哉の名吟2句を録し併せて山頭火自筆の1句と放哉追慕の2句を刻み放哉ゆかりの地に双璧供養の碑を建立する。 |