私の旅日記2004年

益子参考館〜濱田庄司〜

indexにもどる

 先日益子に行って、益子温泉の「ニュー益子温泉ホテル」のお風呂に入ったが、益子参考館には行かなかったので、今日は益子参考館に行ってみることにする。


財団法人 益子参考館

 財団法人益子参考館は濱田庄司私有の土地・建物・収集品の寄付により、昭和52年開館した。大正13年、氏の益子移住以来、近在の古い民家を移築し、生活の場・作陶の場としていた建物をそのまゝ展示館としている。

 平成元年3月には濱田庄司館を併設し、バーナード・リーチ等友人の作品も含め、数十点が展示されている。

濱田庄司

 濱田庄司は1894年、東京芝明神町に生まれる。府立一中を経て、東京高等工業学校で板谷波山に学び、終世の友河井寛次郎を知る。

 1920年、バーナード・リーチの誘いにより渡英

 1924年、帰国。益子町に移住。柳宗悦、河井寛次郎等と民芸活動を始める。

 1978年、83歳にて死去。

益子参考館


長屋門が入口。料金は800円。

昭和37年(1962年)、水原秋桜子は浜田庄司の陶窯を訪ねている。

   浜田庄司氏の陶窯を訪ふ

燕来よ大萱葺の長屋門

『晩華』

 長屋門の右側が1号館。バーナード・リーチと濱田庄司の作品が並んで展示されていた。

バーナード・リーチ
     
濱田庄司

     


大谷石蔵の2号館、3号館があり、その先に濱田庄司館がある。

濱田庄司の作品


濱田庄司館の奥が4号館。


 この建物は隣町の七井小宅・高野家(名主)の所有でした。昭和17年(1942年)濱田庄司の眼にとまり、移築されたものです。

バーナード・リーチデザインの卓・椅子


松絵大鉢


九州の二川焼で、江戸時代の物だそうだ。

登窯


現在は使われていない。

「私の旅日記」2004年〜に戻る