私の旅日記〜2009年〜
出流原弁財天〜芭蕉の句碑〜
県道115号田沼唐沢山公園線で唐沢山公園を下り、出流原弁財天へ。
出流原弁財天
出流原弁財天は、藤原秀郷が勧請したといわれるもので、三層楼の舞台造りの弁天堂に祭られております。堂の裏側には風穴があり、四季を通じて冷風が感じられます。裏山の頂上から南東方向に佐野市街を望むことができます。
また出流原弁天池(県指定天然記念物)は、地下水が古生層石灰岩の亀裂から湧きだしてできたもので、周囲138mの丸い池です。池底には地下洞窟の存在することも暗示しており、名水100選に選ばれています。
環境省・栃木県
出流原弁天池
清らかに澄んだ池である。
出流原弁天池に芭蕉の句碑があった。
此あたり目に見ゆるもの皆涼し
貞亨5年(1688年)6月8日、『笈の小文』の旅の帰路、岐阜の油商賀島善右衛門の別邸に招かれた際に詠んだ句。
寛政5年(1793年)8月、其風建立。
『諸国翁墳記』に「□□□ 野州出流原 其風建」とある。
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