2009年東 京

宗禅寺〜芭蕉の句碑〜
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福生神明社から新青梅街道を行くと、羽村市川崎に宗禅寺という寺がある。


宗禅寺山門


医王山宗禅寺

 五日市町の広徳寺を本寺とする臨済宗建長寺派の寺です。川崎村には寛正年間(1460〜65)から薬師堂がありましたが、元和元年(1615年)村民により宗禅寺が建立されました。開山は玉岫(ぎょくしゅう)和尚です。寺はもと堂坂下にありましたが、洪水や玉川上水工事のため元禄8年(1695年)この地に移転しました。現在の本堂はその時のものです。

 境内には市指定有形文化財の薬師堂や天神様などをまつる三社堂、悪病退散地蔵、庚申塚、経塚、芭蕉句碑などがあります。境内東墓地には、明治時代の川崎村の教育に貢献された岡部直清先生の墓もあります。

 平成4年3月

羽村市教育委員会

芭蕉の句碑


名月や畳の上に松のかけ
   其角

暫くは花のうへなる月夜かな
   はせを

其角の句の出典は『雑談集』

芭蕉の句の出典は『初蝉』

貞亨5年(1688年)春、芭蕉45歳の句。

昭和12年(1937年)春、蓬中舎二世壽蒼が點式五十週年紀念に建立。

点式は俳諧で点者が句の優劣を表示するため評点をつける方式。

碑の裏に二世壽蒼の句が刻まれているようだ。

限りなきものゝかきりや春の露
   蓬中舎壽村

五十年いつしらすきてけふの花
   二世壽蒼

宗禅寺薬師堂


羽村市指定有形文化財

昭和28年(1953年)、多摩川に近い段丘の上から移築されたそうだ。

宗禅寺本堂


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