2005年東 京

大島のサクラ株〜特別天然記念物〜
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アジサイロードを下って行くと、特別天然記念物大島のサクラ株がある。


特別天然記念物大島のサクラ株


オオシマザクラの老大木である。

 明治42年11月12日、東洋大学の創設者井上円了は伊豆大島を訪れ「伊豆大島紀行」に「泉津村に老桜のその大きさ8人にて囲繞すべき大木と、役行者の住せしと伝うる岩窟ありというも訪尋せず。」と書いている。

 島に住む娘さんの話によると、「役行者の住せしと伝うる岩窟」は「行者窟」と呼ばれているものらしい。大島公園から歩いていくと「行者浜」と呼ばれている丸い石だらけの浜があり、その奥のほうに岩窟があるそうだ。かなり崩れかかっていて危ない印象だが、その中に役行者について字の消えかかった説明があるという。

井上円了も訪ねなかったというので、私も行かなかった。

背後にまわると、幹が苔むしている。


樹齢は800年。

オオシマザクラ


梅雨時にオオシマザクラが咲いていたわけではない。

昨年、東関東自動車道湾岸幕張PAで撮ったもの。

 ソメイヨシノは江戸時代にオオシマザクラとエドヒガンを掛け合わせたものだと島に住む娘さんが解説してくれた。

 河津桜はオオシマザクラとカンヒザクラによる自然交配種と推定されているそうだ。

大島公園動物園へ。

2005年東 京