2022年東 京

旧朝香宮邸〜東京都庭園美術館〜

山手線目黒駅下車。

首都高速2号目黒線を越えると、港区。

港区白金台に東京都庭園美術館(HP)がある。

庭園入場料は200円。65歳以上100円。

重要文化財(建造物)

旧朝香宮邸

 朝香宮鳩彦(やすひこ)王の住宅として昭和8年(1933年)に竣工した建築群で、昭和22年まで朝香宮の本邸として使われていた。

 本館は鉄筋コンクリート造2階建(一部3階建)で、外観は簡明な意匠である。中庭を囲むロの字形平面の南半分を客間や住居とし、他を事務や厨房にするのは、この時期の宮内省内匠寮(たくみりょう)設計の邸宅に共通の配置である。南側テラスは洋風庭園へ続き、和風庭園や正門からのアプローチも往時の雰囲気を良く留める。和風庭園には茶室が現存する。

 本館主要室の内装設計はフランス人装飾美術家アンリ・ラパンが担当、実施設計は内匠寮工務課技師の権藤要吉らが分担して行った。鳩彦殿下と允子(のぶこ)妃殿下は大正14年(1925年)にパリで、のちにアール・デコ博といわれる美術博覧会を視察。新邸にもアール・デコ様式が随所に採用され、新鮮かつ洗練された華やかな意匠に満ちている。正面玄関のガラス扉は工芸家ルネ・ラリックの作品として有名である。

 当時最新のフランスの芸術作品を取り入れたこの建物は、宮内省内匠寮による邸宅建築の頂点のひとつとして意匠的に優れ、価値が高い。

東京都教育委員会

ユリが咲いていた。


旧朝香宮邸


玄関のガラスレリーフ


南側テラス


「住まい」


 東京都とパリ市の友好都市協定は、1982年7月14日、鈴木俊一東京都知事及びジャック・シラクパリ市長により調印された。

 「住まい」と題するこの彫刻は、1963年ザッキンが制作したものであり、両都市を結ぶ友好の絆の象徴として、パリ市から東京都に寄贈されたものである。

1989年10月

日本庭園へ。


茶室「光華」


 重要文化財茶室「光華」

 旧朝香宮邸の茶室「光華」は、武者小路千家の茶人である中川砂村 (是足庵 1880−1957)が設計し、大坂の数寄屋大工棟梁、平田雅哉(1900−1980)が施工して、昭和11年(1936年)に上棟しました。「光華」という名称は、朝香宮鳩彦殿下自らの命名で、扁額も殿下直筆のものと言われています。

 茶席は小間・広間・立礼席(りゅうれいせき)の三席で構成されています。屋根は本体が桟瓦葺、庇が柿(こけら)板を銅板で包んだ柿葺(こけらぶき)となっています。立礼席は明治の初期に裏千家が外国人のために考案した椅子式点前の茶席で、戦後各流派家元の茶席に普及しましたが、戦前の茶室では珍しいと言えます。天井が高く、全体に明るく開放的な造りとなっているのが特徴で、アール・デコ様式の本館と合わせるかのように、施主である殿下の好みが反映されていると思われます。平成27年(2015年)には、本館等とともに国の重要文化財に指定され、平成28年(2016年)に耐震補強を行いました。

掛 軸


ガラスの茶器


日本庭園を見る。


花茗荷


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