夏目漱石の句碑
御立ちやるか御立ちやれ新酒菊の花
涼しさやうらは鉦うつ光琳寺
熊本市中央区新市街に松本外科内科医院がある。
松本外科内科医院に夏目漱石の句碑があるといので、訪ねてみた。
医院ではなく自宅の中庭に漱石の句碑があった。

涼しさやうらは鉦うつ光琳寺
明治29年(1896年)4月13日、漱石は上熊本駅(当時池田駅)に降り立った。
6月、熊本市下通町(通称・光琳寺町)に家を借りる。裏が墓だったそうだ。
6月9日、漱石は貴族院書記官長中根重一の長女中根鏡子と結婚。
漱石新婚
蓁蓁たる桃の若葉や君娶る
『寒山落木』(巻5)
「蓁蓁たる桃の若葉や」は、『詩経』(周南)の「桃夭」による。
9月、熊本市合羽町に転居。安普請で、家賃が高かったそうだ。
ついでに附記す。小生今回表面の処に移転せり。熊本の借家の払底なるは意外なり。かかる処へ来て十三円の家賃をとられんとは夢にも思はざりし「名月や十三円の家に住む」かね。転居の事虚子にも御伝下たく候。
月東君は主頃寐て居るか
9月25日(金)子規宛て書簡
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