夏目漱石の句碑
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瀑五段一段ごと能もミぢ可奈

白猪の滝公園から国道494号で唐岬(からかい)の滝へ。

舗装はされていたが、対向車とすれ違うのも大変な道だった。

唐岬の滝下り口に夏目漱石の句碑があった。


 白猪の滝、唐岬の滝は、景勝地として古くから広く知られ、文人墨客の探勝も多く、なかでも俳聖正岡子規、文豪夏目漱石の観瀑は有名であり、多くの短歌、俳句が残されている。

 子規は、明治24年8月、五友のうち太田紫洲、竹村黄塔と同行し、三並良の母方の親戚に当たる近藤家に1泊し観瀑する。漱石は、4年後の明治28年11月に子規が泊まった近藤家に泊まり、翌日観瀑する。漱石は、子規への手紙に蓑笠にて白猪唐岬に瀑一覧致候と書き送っている。

 この句は、漱石がこの地を訪れた時に詠まれたものである。

東温市

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瀑五段
  一段ごと能
    もミぢ可奈

 明治43年(1910年)8月6日、夏目漱石は門下生松根東洋城の案内で修善寺温泉の菊屋旅館(別荘)を訪れた。8月24日、漱石は大量吐血して人事不省の危篤状態に陥る。

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