2022年静 岡

静岡文学碑〜田丸屋本店〜
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静岡市葵区紺屋町に田丸屋本店(HP)がある。

田丸屋本店に静岡文学碑があった。


 「私たちは静岡駅で夜行汽車を降りた。すぐ駅の俥(くるま)を雇って町中を曳(ひ)かれて行くと、ほのぼの明けの靄の中から大きな山葵漬の看板や鯛でんぶの看板がのそっと額の上に現われて来る。旅慣れない私はこころの弾む思いがあった。」

岡本かの子著「東海道五十三次」より
昭和13年(1938年)

岡本かの子は岡本太郎の母。

左側面


「まあ、未だ一時間にも成らないのね。半日ばかり待つてたやうよ。途中で何處を見て来ました。大東館の直(ぢ)き此方(こつち)の大きな山葵の看板を見ましたか、郵便局は。あの右の手の広小路の正面に、煉瓦の建物があつたでせう。縣廳よ。お城の中だわ。」

泉鏡花著「婦系図」より
明治40年(1907年)

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