2012年滋 賀

大津宮〜碑巡り〜
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京阪石山坂本線「近江神宮前駅」下車。

近江大津宮錦織遺跡に柿本人麻呂の歌碑がある。

近江神宮に向かうと、歌碑が続いていた。

平忠度の歌


さゞなみや志賀のみやこはあれにしを

   むかしながらの山ざくらかな

『千載和歌集』に「読み人知らず」として収録。

藤原鎌足の歌


   内大臣藤原卿娶釆女安見兒時作歌一首

吾者毛也安見兒得有

皆人乃得難尓為云

安見兒衣多利

『万葉集』(巻第二)収録の歌。

吾はもや安見児得たり皆人の得難(えかて)にすといふ安見児得たり

私はまあ安見児をもらったぞ、皆さんがたがもらうことができないという安見児を、私はもらったぞ。

柿本人麻呂の歌


近江の海夕波千鳥汝が鳴けば

         心もしのに古思ほゆ

『万葉集』(巻第三)収録の歌。

額田王の歌碑


君待つとわが恋ひ居ればわが宿の

   すだれ動かし秋の風吹く

『万葉集』(巻第四)収録の歌。

わが君のお出でを待って、私が恋しく想っていると、わが家のすだれを動かして秋の風が吹いた。

天智天皇御製の歌


秋の田のかりほのいほの苫を荒み

      わが衣手は露に濡れつゝ

出典は『後撰和歌集』

『小倉百人一首』の歌である。

近江神宮へ。

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