種田山頭火の句

うしろすがたのしぐれてゆくか

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昭和6年(1931年)12月、熊本県から福岡県に抜けてから詠まれた句。

昭和六年、熊本に落ちつくべく努めたけれど、どうしても落ちつけなかつた。またもや旅から旅へ旅しつづけるばかりである。

自嘲

うしろすがたのしぐれてゆくか

鉄鉢の中へも霰


昭和7年(1932年)、『層雲』発表の句である。

山頭火シルエット像


成田勝美氏の作。

播州山頭火句碑の園の句碑


護国寺の句碑


湯平温泉の句碑


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